見合いでも恋愛でも、好きになった人と一緒にいて、今も幸せならそんなことは
どうでも良いことだと思う。

 口直しに、爺のありふれた馴れ初めでも書き込ませてくれ。

 妻との馴れ初めは、大学時代の友人の紹介、というか友人の下宿で見かけた友人の
後輩の写真がかわいかった。たまたま同市内の女子大に進学しているということで、
俺の大学でも学祭の時なんかよく遊びに行ってるところだった。
 学祭の時、遊びに行こうぜと、友人達と襲撃、いたいたと見つけた友人に紹介して
もらい、それからデートに誘い、付き合い始めた。
 綺麗な子で、やはり笑顔がかわいらしかった、話した感じもよかった。つんとせず、
すぐに応じてくれたのだが、初対面では俺のださい格好に呆れていたらしい・・・ 
それは、徐々に改造計画を実行され、今は少しはましらしい。
 ではなんで、応じたのかというとあまり語らない。友人の紹介だし、中身はそれなり
と思ったのか、話して違和感なかったかららしいのだが。若い頃は結構好き好き言われ
たな。因みに自分の容姿はせいぜい並みだ。
 見かけはちょっとツンとした美人だが(人からもよくそういう感じのこと言われてた)、
話すと結構面白い。なぜか、誘うと大抵デートできた。妻は、今思うと、もう少しもったい
つければ良かったと言ってる。