ハンドルつきの電話は交換手がいて、隣の町に電話するのにいちいち市外お願いします
うちの電話番号は市内3桁
家業の荷だしのときはリヤカーに満載して駅まで引っ張っていった、俺は後押し
偉そうな駅員にお願いするも荷はいつ届くのかわからなかったらしい
ちなみに梱包材は藁とござと桟俵と藁縄
お届け先のひとたち、荷解き後の後片付けは大変だったろうな

隣町には機関区があって転車台の周囲にD51が並んでた
駅のホームはD51が吐き出す蒸気でいつも霞んでた
たまにみかけるC12が好きだった
板張りの客車は変な匂いが漂ってた、石炭、煙、防腐剤、混ざってるんだよ
トンネル突入時に窓を閉め遅れて大人に怒られた記憶

つらつらジーサンが思い出して書いてみた、たった数十年で同じ時間軸にある同じ町だとは
とても思えん 変わりすぎだよ

暇つぶしに書いてみた