テヘランの城壁に囲まれた町の中に高名な占い師が住んでいた
ある男が、結婚のこと、仕事のこと、病気のことの三つを占ってもらうために訪ねると
入り口に「二問につき二千リアル」と書かれていた

彼の所持金は二千五百リアルだった
高すぎると思い「どんなに短くても一問か?」と聞くと
「勿論じゃ」という
次に「どんなに長くても一問か?」と聞くと
「そのとおりじゃ」という

そこで彼はあれこれ質問を考えたが
結局彼は三つの質問のうちいくつ質問できたか?