しかし反出生の正しさは事実の認識までで、行動の指針としては不完全なんだよね
出生をしないことによって犠牲になる人間がいるのは紛れもない事実で、そこに一切触れることなく生むべきではない、と結論付けるのには無理がある
だから、子供が幸福になるかもしれないから自分は作らない、という人の意見は尊重するが、子供が不幸になるかもしれないのに作るなんて非道徳的な行為だ、と他人を批判する人間は軽蔑する