嫁には頭上がんない、好きだって言うと時々「一番?w」って意地悪される、当たり前だろうがってハグする
俺が泣く事も嫁が泣く事もある2人で笑ってる事もある、そんな儀礼を何十回か繰り返すうちに気が付くと
嫁が全ての存在の中で一番愛しい女になってた

前妻が事故で急死して3年、仕事をしながら3歳長男の子育てで格闘する僕は疲弊して「育児は楽しい」なんて
綺麗毎とは対極の状態だった、心の隙間を埋めるように息子の保母さんと付き合い始め6歳の時に再婚した
打算だったと思う、僕はとにかく子育ての主体者と言う位置から逃げたかった、前妻が居た頃の様に仕事から
帰って良い顔を見せるだけのお気楽な父親に戻りたかった、己の都合で保母とは言え子育て経験の無い女性
に対しいきなり人格形成期の異性を任せその上で逃げようとした、思い出しても自分の思考に吐き気がする