ある日を境に、満員電車で柔らかいものが当たるようになった。嫁の胸だった。
俺は通勤、嫁は通学。
しばらくは朝だけだったが、ある夜、わりとガラガラになった電車に嫁が乗ってた。
あっ、と声を上げる嫁。顔を赤くして俯く嫁の顔がかなり可愛いことに気がつく俺。
こんな子のおっぱいが当たってたなんて…と、ブラックに勤めていた俺は、この時初めてあの電車に乗っててよかったと思った。
この後もたまに帰りに同じ電車に乗るようになり、満員電車でもなんとなく嫁を痴漢されないよう守っていたらいつの間にか結婚していた。
可愛い娘も産まれ、もうすぐ娘も電車通学を始めるので記念に。
娘は胸が小さいので、リーマンの背中に胸が当たるということはなさそうなので少しホッとしてる。