改めて聞けば住む所も追い出されたと言うので、だったら次が見つかるまで住み込み家政婦してくれと提案して家に置くことにしてみた
そうしたら、常に部屋は綺麗にしててくれるわ、食事は滅茶苦茶美味いわで、最初は何となく人助けのつもりだったのが手放したくない→一緒にいたいにスイッチが切り替わるのも早かった
とにかく出ていって欲しくなかったのでどれだけ価値があるか褒めに褒め捲って
トドメさされたのは家政婦として払ってたお金を貯めてた通帳を差し出されて
命を救ってくれた人からのお金は受け取れないからと言われて
完璧にやられた俺はどれだけ必要なのかを訴えた上で結婚してくれと拝み倒した
「好きだとも付き合ってくれもなくいきなりプロポーズですか?」
と顔を真っ赤にして笑った顔は今でも忘れた事はない
その後は転職して子供も三人いい感じに成長してくれて
「未だに告白されてませんが?」と嫁に冷やかされながらも楽しくやってる