0433名無しさん@お腹いっぱい。
2018/12/12(水) 19:48:10.11ID:YYiC27lh01212ちょっと長文になるが付き合ってくれると嬉しい
元々俺が業界に勤めてたくらいTRPG好きで「いつか家族で遊べたらなぁ」って
思ってたんだ。でも若い時分の両親はルールを覚えられる頭の柔軟さもなく
コンピュータゲームの発展によっていつしかTRPGは忘れられていったんだよ
このまま滅びる運命の趣味だと思って手持ちのシステムとか9割以上
売って処分した。惜しかったけど諦観の気持ちの方が強かった
でも何故か最近動画配信等でTRPGが
流行ってて子供らがそれ見て喜んでる
ついには高校生の長男が「TRPGやろうかな」と言い出した
業界から離れて20年、今更アドバイス出来ることも無かろうと黙ってたが
どこから手を付けていいのかすら分からず途方に暮れる長男を見かねて
オヤジが色々でしゃばってしまった
結局システムを買い与え、手本を見せてやるとゲームマスターを引き受け
気がつけば長男、次男、長女、嫁、次男の友達の5人の冒険者が揃っていた
シナリオを考える、マスタリングをする、俺自身20年ぶりの経験で
色々とノウハウを忘れている、全員がほぼ手探りの冒険だ
しかし昔取った杵柄とやらなのか勘を取り戻しなんとかセッション終了
報酬と経験値を与える時間の皆の満ち足りた笑顔のなんと至福な事だろう
漠然と、本当に漠然と考えていた若い頃からの夢が叶った瞬間だったんだ
元々興味無さげで半ば嫁に参加強要させられた形の娘だったが
すごい面白かった。また続きやるの?早くやりたい!」と一番喜んでいた
それが凄く嬉しくて思わず娘を抱きしめて「またやろうね」と約束した
このセッションはまだ定期的に続いている。毎回シナリオを考えるのは
大変難儀ではあるが彼らの笑顔には代えられない・・・
というささやかな幸せに浸っているオッサンの独り言でした