>>441
続き
その日の夜、俺自身気持ちが渦巻いてどうすれば良いのか分からなかったのと、仕事の時間も近づいていたので、親も心配すんだろと妻を無理矢理追い出した。
明日も来るねと言って帰っていったんだが、正直俺は嬉しかったんだと思う
何も言わずに見送るだけだった

妻は本当に毎日来た。
毎日来て、飯を作っては掃除や家事をせっせとやって、それが終わると俺の側に寄り添っては離れなかった。

そんな毎日が続くにつれて、少しずつ俺の失くしたものが埋まっていった