去年の冬の俺の奮闘記

自分が覚えてる限り病気はしたことが無いと言う嫁
確かに出会いからそれまで嫁が具合を悪くしたのを見たことがなかった

ある朝、いつも以上に機嫌の良い嫁が朝飯を作ってくれてた
俺「なんか良いことあった?」
嫁「なんかあった訳じゃないけど、なんか楽しい!」
やたらテンションの高い嫁をよく見ると、顔は赤いし目はどことなく潤んでる
俺「お前、もしかして熱ある?」
嫁「えー、私が熱とか出す訳ないじゃん!むしろ今日は体が軽くて調子良いよ!」
問答無用で額に触ってみたら尋常じゃなく熱い
大丈夫といって聞かない嫁をなんとかベッドに座らせて体温を計らせたら体温計が壊れてると言いだす
確認してみたら38.9度だった
時期的にインフルエンザの可能性もあったので会社に連絡して午後出勤にしてもらって嫁を病院へ
病院でも看護師さんに言われて体温を計ったら39.6度
嫁「ちがうの!いま暑いから!本当はこんなにない!」
インフルエンザでした
とりあえず、薬を飲ませて買いこんだポカリとゼリー類を枕元に置いて出勤
俺「とにかくポカリ飲んで寝てろ!何もするなよ!晩飯に食べたいのは?」
嫁「・・・ケンタ」
食える訳がないと思いつつ、ケンタを3ピース(俺の分含)とレトルトの粥を買って帰宅
まずはケンタと普通の白飯を出した
ケンタを一口食べた嫁、泣きだす
嫁「うえええん!お腹空いてるのに食べられないよ〜!」
何とか宥めて粥を舐めさせて薬を飲ませて寝かしつける
嫁「私、元気だよ?具合悪ってよく分からない!」
俺「元気じゃないの!お前の今の状態を具合が悪いっていうんだよ!」
嫁「・・・元気なのに」

頑なに具合が悪いことを認めない嫁がスレタイ(/-_-\)
ご飯食べれないって泣くし熱が高くて夜中に何度も起きて寝れないって泣くし本当に大変だった
インフルエンザが治ってからやっと「あれが具合悪いってことだったんだ!」と自覚してくれた
もうインフルエンザでご飯が食べられなくなるのが嫌だから今年から予防接種も受けると言ってる