「性交渉の有無」争点のドロドロ訴訟 「おれの子じゃない!」原告の嫡出否認に元妻が持ち出した意外な証拠
http://www.sankei.com/west/news/161128/wst1611280003-n3.html

元妻はDNA鑑定拒否

 昔と違って、今の時代にはDNA鑑定がある。わざわざ出産時のトラウマや家計簿を持ち出さずとも、
長女がだれの子かは一発で分かるはずだ。

 だが、晃子さんは鑑定を拒否した。以下は家裁の本人尋問でのやり取りだ。

 裁判官「DNA鑑定に応じられないのは、なぜですか」

 晃子さん「何回も申し上げましたが、人としてもっとも大事な情報を、こんな原告(亮輔さん)の
一方的な思い込みで、さらすわけにはいきません」

 裁判官「鑑定という方法できちんと答えようとは思いませんか」

 晃子さん「思いません。協力する気はありません。原告が一方的に疑っているだけです。
逆に親子ではないという客観的立証もないのに、なぜこちらがそこまでしないといけないのか、理解できません」

 晃子さんは母子手帳についても紛失を理由に提出しなかった。長女の血液型について、
ABO式とは別のRh式やMN式の検査も、晃子さんは拒んだ。