ガットの太さによる違いで明らかなのは
・太いほど切れにくい
・太いほどガットの撓みが小さい(打球感が固い?)
・太いほどテンションのロスが少ない
の3つですよね、他は明確なデータが無いので

そもそもの話で、良く言われる「ポリは飛ばない」に関しては自分は疑問を持っています
(もしくは「飛ぶ」ということを柔らかいストリング程、撓みの大きいのでトップスピン時打球方向が上へ向きやすいことを表しているか)

上で教えてもらった「ラケットラボ ガットデータベース」から明らかにポリは他より格段に硬いのですが
・ストリングが固い(太い)ほど撓みは小さくなる
・ボールがストリングから離れるまでにストリングの撓みから元の位置への復元は完了する
という前提で考えると
ストリングの材質としての硬さ≒ストリングのテンションの高さ
のように実際は振る舞うのではと考えられないでしょうか

川副ラボの論文では「ストリングのエネルギ損失は非常に小さいので,ボールの反発係数はテンションに影響されないことになる」
とあることと合わせると、ポリの「硬さ」は反発力に関係ないのでは?と思えます
硬いからといってエネルギー損失が大きくなるとは思えません

そうなると結局「材質の硬さ」「材質の太さ」「テンションの高さ」に関する実際の影響は
・フィーリング(打球感と衝撃の鋭さ)
・切れやすさと伸びやすさ
・撓み量による微妙な打球方向の変化
の3点のみに集約されるのではないかと考えています

反発性能については自信が無いので意見もらえると嬉しいです
長文失礼しました