先日レッスンで「これからテニスのレベルをもっと上げて行きたいなら、相手に打ち負けないように手元で伸びる球を打てるようになりましょう。そのためには・・・」とか言われたのですが、
「伸びる」という意味がどうも理解できません。
これは手元で球速が増すということでしょうか?

もしそういう定義だとすると、物理的にはボールは空気抵抗と地面との接触で必ず減速していくので、
手元で「伸びる」なんてことは絶対にあり得ないと思います。

その時教わった内容としては、以下のようなものでした。
意識としては3点
1.体軸の回転を使って打つことよりも、体重移動を使って球に力を加える意識を持つ。
2.ガットとボールとが接触している時間を増やす意識を持つ。
3.スピンをかける意識は特に持たなくていい。

具体的な動きとしては、5点
1.それまでは全部オープンかセミオープンだったのをクローズドスタンスに。
2.右足から左足に体重移動。(後ろから前に体重移動)
3.直線的に打点に向かわず、まわりこんでボールの背後から入る。
4.グリップを薄めに変更
5.打点を遠めにして、肘をまげて打っていたのをまっすぐに。

確かに、安定なストロークになってきたし、打ち負けないようにもなってきました。

これって、結局は相手の手元で球速が増すわけでもなんでもなくて、つまりは「伸びる」=「球速を上げる」という解釈でいいですか?