テニス観戦歴30年の私からすると解説でまともなのは世界4位の伊達氏とグランドスラムベスト8の浅越氏だけです。
なぜかというと解説する選手の状態を自分の世界経験を踏まえた眼でみてそれをエビデンス(根拠)として伝えているという点です。

例えば村上氏は今年のジャパンオープン初戦で錦織選手VS杉田選手の解説で「杉田はフラット系なので弾道が低く錦織はスピン系で弾道は高めですね」と発言しました。
その後、実際の二人のストロークの弾道のデータが画面に表示されたのですが実際は逆で錦織選手はネットスレスレの低弾道で杉田選手はネットより30cm以上を通していました。
錦織選手は非常に低弾道のトップスピンを多用していたのです。

村上氏に限らずいかに世界を知らない解説者は固定観念やイメージで解説しているかがわかると思います。
戦術や対戦相手やその日の状態でショットは変わります。
解説者が上から目線であーだこーだ言いますが「世界を知らないおまえに何がわかるんだ。」と思うことが多々あります。