身長185センチ、手の大きさも一般的な日本人よりも確実に大きいとおもわれる
フェデラーやナダルが、グリップ2や3ということは、
平均的な日本人ではグリップ1程度を利用している感覚かと思う。

私も、テニスやり始めの頃は、太いほうがグリップがズレにくく面が安定するが、
細いグリップを使うことで、手首がかなり柔らかく使える(可動域が広がる感じ)。
さらに少し柔らかく握る感じでスイングできるので、楽に打てる。
初心者ってインパクトにやたら力を籠めたがるが、
そんなことしなくても同じようなボールが打てるようになるので、
細いグリップの良さがわかるようになってくるはず。

細いグリップが特にメリットとして感じるのが、厚いグリップでフォアを打つ時だね。
太いグリップとお同じように細いグリップを握ると、
厚い感覚なのに、薄いグリップの感覚・使い方もできる。
特に遠いボールや、低いボールを打つ際には、面を起こしやすくなり
かすれた当たりになりにくい。これも手首の稼働域が広がった影響だと思う。

ちなみに私はグリップ2のラケットのレザーを外してウレタン素材むき出しにして、
その上にビニールテープ(百キンとかで売っている)をグリップテープを巻くように
巻き付けて下地にし、その上に通常のグリップテープを巻いています。
太さはビニールテープの巻き付け量で調整できます。
最高に使いやすいですよ。グリップの形状も左右ほぼ同一になるし。

レザーとか巻いたままだと、巻き始めの箇所(グリップエンド付近)の厚みが
微妙に異なってしますので、使ているとだんだんと形状に違いがでてくる。
この部分も気になるので、レザーを外すようにしました。

30年近くテニスやってるが、
太いグリップは、初心者以外はメリットないと思う。