同世代の横綱で引退後に現役時代の実績と逆転するケースはこれまでにもある。

大鵬↔柏戸・佐田の山(佐田の山は理事長就任、柏戸は幕内優勝者輩出で審判部長の要職を長く務めるが、大鵬は地方場所部長に留まり、定年まで10年近く残して理事退任)

千代の富士↔北勝海(師匠としての実績は大関を育てた千代の富士が上だが、事業部長まで行き次期理事長が見えてくるも失脚。北の湖理事長のピンチヒッターに八角が就任し、定年まで安泰と見られる)

彼ら同様に、白鵬も稀勢の里のみならず鶴竜にも後塵を拝する可能性あり。