息子宇部豚は舌をやけどする前は石造りの鳥居を好んで舐め、かじっておりました。
地蔵かじりも好きでしたので、どちらも我を忘れるほどかじりついていたのを覚えております。
やけどのあとはもっぱら朱塗りの鳥居を好んで舐めているようです。
名前の増豚にちなんだ、津軽の高増神社の鳥居を舐めたときは特に感慨にふけっておりました。
最近は増上寺にかつて鳥居があったと聞き、想いを馳せることもしばしばです。
もし東京を訪れた際には増上寺大門でも舐めることと思います。