4日、京都府舞鶴市での大相撲の巡業中、土俵上で挨拶中に倒れた市長を救命しようとした女性が土俵から降りるよう求められましたが、女性には看護の資格があったということです。

 4日、舞鶴市の体育館で行われた大相撲の春巡業。挨拶をしていた多々見良三市長が突然、意識を失いあおむけで土俵に倒れます。
周囲が右往左往する中、1人の女性が土俵に駆け寄り男たちをおしのけ心臓マッサージを開始。さらに2人の女性が駆けつけますが、そこに…

 「女性の方は土俵から降りてください。女性の方は土俵から降りてください。男性が上がってください」(アナウンス)

 場違いなアナウンスに騒然とする会場。さらに市長が運び出された直後、土俵には大量の塩が撒かれたといいます。

 「大量の塩が撒かれたんですよ。その後の相撲の取り組みも、あまり頭に入らないぐらい印象的でした」(会場にいた人)

 主催者によりますと、土俵に上がった女性には看護の資格があり、多々見市長はくも膜下出血でしたが手術の結果、命に別状はないということです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180405-00000027-mbsnewsv-l26