開元一「おっ!あのチビ他のクラスの悪ガキになんか絡まれとんな。あのチビの戦闘力はたしか…25。雑魚やな。かわいそうに。
なにーっ?!あのチビ、ホウキを持って暴れだしただとーっ!?うわっ!悪ガキどもやられとる!
あっ、先生来たか。けどあいつまだ暴れとる!こいつは要チェックや、戦闘力は65に訂正やな!」

思いの外、要チェック対象が多すぎて開元さんが番を張るのはとてもとても困難な道のりのようであった
しかしこの先開元さんは、通学鞄に今日使わない教科書も入れて重さを増してそれを運ぶことで筋肉を鍛えたり、時には友達の鞄も持ってあげるなど、無駄な努力と鍛練を積み重ね、着実に強くなっていったのである