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貴乃花親方、巡業同行取りやめの理由…

定款では委員や協会員そのものの定義が判然とせず、非常に曖昧ながら、財団法人なので金銭面はシビア。
だから、帳簿に関しては公認会計士である監事に任せる仕組みになっている。

委員でなく巡業に行かせるなら、その分の給与をどう会計上処理するかの問題があるらしい。
財団法人の財産は国の金だから結構うるさく、内閣府がもう相撲協会を実質的に管理している状態らしい。

年寄職への降格は、定款に定める協会運営業務を分担する委員会(部)の委員としての委託契約を破棄して、相撲協会がその契約をしない処分。
単なる年寄職という仕事に対しては、定款の定めにより、何人もお金を支払わないことになっている。
委員という協会運営の業務委託があって初めて協会運営での給与が発生する。

本来、相撲協会内部の年寄職という階級は、力士が年寄になったばかりで、協会業務の運営に携わらず、
まずは協会との間の人材育成業務委託契約に基づいてその分の給与だけ出して相撲部屋業務に慣れさせるというもの。
仮に、巡業に貴乃花が自主的に参加したとしても、移動費・宿泊費が出るか疑問で、その分の給与は間違いなく出ない。