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■元熊ケ谷親方の初公判 暴行受けたマネジャー「地獄のような日々」
http://www.sanspo.com/sports/news/20151117/sum15111705030003-n1.html

金属バット殴打、局部潰し、わさび一気…。マネジャーの男性を負傷させたとして傷害罪に問われた大相撲宮城野部屋の
元熊ケ谷(くまがたに)親方=元十両金親、山村和行被告(46)の初公判が16日、東京地裁で開かれ、凄惨な暴力の一端が明らかになった。
ささいなことで男性を連日イジメ抜いた親方。その凶暴すぎる“取り口”とは?
白いワイシャツに黒いズボン姿で出廷した山村被告。「間違いありません」と起訴事実を認めた。

山村被告は今年7月、名古屋市内のマンションなどで、身の回りの世話をしていたマネジャーの男性(31)に対して仕事上のミスを理由に
尻を金属バットで殴ったり、腕などをすりこぎ棒や金づちでたたいたりしたとして起訴された。しかし、山村被告の暴行は、これどころではなかった。

検察側の冒頭陳述などによると、「声が小さい」「返事のタイミングが遅い」「冷蔵庫に飲み物を補充していない」などといったことをミスとして
その罰で1月ごろから暴行を加えるようになった。
ミスを「超」「スーパー」「重要」などと男性自らに分類させ、罰として「罰金」「局部を潰す」「骨を折る」「歯を折る」「わさびのチューブ一気飲み」などを
挙げて選ばせた。“わさび一気”などは実際に強要されたようだ。

「クリーニング済みの服に触れたことで叱られ、骨を折るか目をえぐるか、罰を選ぶように迫られた。許してくださいと懇願しても受け入れられず
地獄のような日々を送ってきました」調べに対する男性のこうした証言も、この日の法廷で明かされた。

男性は日本テレビの取材に対し、罰金が一日1万円になることもあり、払えなくなると「体で払え」などと暴行されたと告白。
「爪と指の間に針をゆっくり刺される」ことや「目隠しされ、金づちで指や肘、肩をたたかれる」こともあったが、「部屋に横綱(白鵬)もいますし
警察沙汰にはできなかった」という。

くしくも九州場所の最中の法廷で、多彩な暴力技が際立ってしまった。

続く