>>640
昭和中期まで、横綱の称号と、立行司と三役格行司の名跡は、江戸時代以来の相撲界の権威である吉田司家が相撲協会の推薦に基づいて免状を発行していたみたい。吉田司家は大名・細川家の家臣だったから武家だね。
但し、
1980年代には吉田司家でスキャンダルがあり、相撲協会は絶縁し、現在は相撲協会の判断でそれらのことは決められている。横綱については横綱審議委員会に諮問して同意を得る形式的手続きを踏む。
行司を実際に行う人々の出自は様々だったろうが、公家や武家の子弟であったとは考えにくく、役目を務める人が武家体裁としての名跡を襲名する事により権威を与えられたと考えられる。