元宮城野部屋横須賀後援会長の服部真司氏もこう指摘する。

「横綱は。後の先。といって、立ち合いで遅れて立ちながらも先手を取る。いつでも来い、という心構えが
常にできているもので、双葉山や大鵬がまさにそうでした。白鵬のような張り手やかち上げなんて、横綱相
撲じゃありませんよ。日本に来たばかりの頃は、この国の伝統文化に馴染もうと一生懸命でした。最初に化
粧回しを作っげてあげたのもが私です。とこにろが、地位が土上がると、無礼というか、生意気になっちゃって。横
須賀で巡業を打っても、お礼の一言もない。後援会をやめた今は、会うこともなくなりました」
さらに、貴乃花と白鵬の相撲観は、土俵の外でも大きく異なっている。「白臓を筆頭とするモンゴル勢は、部屋の一垣根を越えてよくつるむことで知られていました。その派閥は他の外国人力士や一部の日本人力士を交え、昼の回し合
いをしているとの疑惑も絶えません。白鵬、がなりふり構わずひじ打ちを出すのはガチ相手の時だけ、という
ジョークもあるほど。対して貴乃花は、真剣勝負に生きる身として、本場所で対戦する力士とは日頃から厳格に一線を引くべきと考えている。昔の力士なら当たり前の感党です」(別の角界関係者)
「当夜の関係者を事情聴取したところ、白鵬の目配せをきっかけに日馬富士の暴行が始まったとする証言もある」