>>32
文芸領域でいえば、漢詩や四書五経などが江戸期のメインカルチャー。
これがいわば「大説」で、大衆向けの文芸は「戯作」などと呼ばれて区別
(というか差別)されてた。
明治以降に輸入された西洋的な近代文学が「小説」と呼ばれたのは戯作と
同じような意味で、もともとは差別用語。でもこちらが主流になるにつれて、
差別的な意味合いは消えていった。