>>22
わー、ちょうどわたしもそういうようなことを考えていたので、
面白く読ませていただきましたよ。

サブカルチャーの一般的な意味づけにおいては、
だいたい書かれているような通りだと思います。
でも「メインカルチャー以外はすべてサブカルチャー」
というような意味づけは曖昧すぎるというか、
あまりにも多くの事象がサブカルチャーの側に分類されてしまい、
バランスが悪いと思ってるんですが、どうでしょうか。

その原因としては、そこでメインカルチャーと言ってるものが、
すでにメインではなくなっていることです。

かつて階級社会が色濃くあった時代には、
上位階級の文化がメインカルチャーだったけど、
時は移り変わり階級社会は徐々に廃れていくにつれ、
かつてのメインカルチャーはメイン足りえなくなってしまった。

そして現代。社会は封建主義から民主主義へと移り変わり、
大衆こそが社会の中心をなすというようなやり方に変わった。
ということは、大衆文化、マスカルチャーこそが
現代のメインカルチャーといえるんじゃないでしょうか。

となると、サブカルチャーという言葉の意味も
おのずと変わってくるんじゃないかと思う次第です。