楽天の携帯参入に消えない不安、まともなサービスは可能なのか

2018-03-05

久々に誕生する第4の携帯電話事業者に対して風当たりが強い理由は、まともなサービスを提供できるのかという疑問に尽きる。それを端的に示すのが、設備投資の少なさだ。大手3社の携帯電話事業は、20%近い営業利益率を誇るドル箱である。そして、通信インフラの構築や維持のため、大手3社は毎年5000億~6000億円規模の設備投資を行っている。

 ところが、楽天が25年までに予定している設備投資額は6000億円しかない。通信インフラをゼロから構築する必要があるため、「見通しが甘過ぎる」と、大手3社からは厳しい声が上がる。
https://diamond.jp/articles/-/162115

株価は実力反映せず、携帯投資は6000億円で十二分=楽天社長

<設備投資は6000億円で十二分>

楽天が携帯電話事業参入で計画している6000億円の設備投資に対しては、業界から「足りないのではないか」と疑問視する声も出ている。これについて三木谷社長は「(携帯電話大手)3社にいた経験値が高い人達が集まっている。私も本当にできるのかと疑問に思ったが、十二分にできる」と自信を示した。
https://jp.reuters.com/article/rakuten-mikitani-idJPKBN1FX0W1

そして2023年

【NEW!!】

↓↓↓


楽天三木谷氏が携帯3社からの懸念を一蹴。プラチナバンドに追加投資は「必要ない」
髙橋社長は11月2日の決算会見で「鉄塔などを見ているとギリギリで作っているので、700MHz帯のアンテナを積むのは苦しい。もう一度700MHz帯用の鉄塔を建てなければならないエリアも結構出てくる。投資が必要とみている」と指摘。

ソフトバンク宮川社長も11月8日の決算会見で、「1万局で500億円ちょっとの設備投資でさすがにできるとは思わない」と話し、開設計画の投資額に疑問を呈していた。

NTTドコモの井伊基之社長は、「アンテナを立てていかなければならず、LTEのアンテナは結構大きくて場所も(設置のためにビルの管理者などとの)折衝も投資も必要」と、設置の難しさを指摘していた。https://www.businessinsider.jp/post-278038