ソフトバンク、国内社債先送り、資本市場との対話苦慮、財務の将来像に不透明感
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO21054310S7A910C1DTA000/

一方、同時期に検討していた国内での劣後債発行はいったん中止したもよう。
昨年9月にもハイブリッド社債を発行し4710億円を調達したが、機関投資家向けは低調で、
個人向けに4000億円と多めに発行した経緯がある。
 機関投資家向けの発行額を増やそうと定期的に需要を探っている。足元でも購入意欲の強さを
はかったが想定した額に届かなかったとみられる。
投資家の評価が定まらないのは、ソフトバンクの財務の将来像が見通しにくいからだ。
特にスプリントの成長戦略は気がかり。ソフトバンクは携帯3位、TモバイルUSとの統合に加
え、ケーブルテレビ大手との提携など様々な案を検討する。再編がどのような形になるかで必要
な資金額が変わり、ソフトバンクの財務も大きく変動する。