>>363
広島県や広島市の財政はアジア大会開催以降は著しく疲弊した。箱物やらモノレールやらトンネルやら道路やらを作りまくった。
それでどんどん借金が膨らんだ。市立大学も作った。そういった施設は維持するだけでも多額の金が必要だ。
大体、建物のような箱物の場合、建築費の1割程度を毎年運営維持するためにかけなければスラム施設になってしまう。

秋葉市長時代に広島の財政健全化を目指すために
市債の発行を削減片っ端から公共事業をカットするしかなくなったのは事実。

これを裏付けるのは西広島バイパス、広島高速5号線、広島南道路、安芸バイパス
広島市東部地区連続立体交差事業、アストラムライン延伸など
大規模な都市基盤整備の工事が著しく滞っていたり、
着工が決まっても規模が縮小されていたりしていて
特に道路整備事業は削りまくってること

もちろん、秋葉市政の評価は「最低」「最悪」「広島の価値を落としたA級戦犯」です。
広島市民から言わせれば「暗黒の8年間」という評価。

だけど、放置したら広島市は夕張市みたいな財政再建団体になっていたかもしれません。

広島市は平成15年から「財政非常事態宣言」を発令し、今日も当然解除できておらず。
広島市民一人当たりの市債残高(1兆円)は、政令指定都市の平均を約2割上回る高い水準となっており、
将来負担比率(この割合が高いほど、将来財政を圧迫する可能性が高い)は251.3%で、20の政令指定都市の中ではワースト3位。
今でも広島市の財政指標は政令市の中では下から数えた方が早い位です。


秋葉市政時代を「何もしなかった」と批判する人がいるが、これは大間違いだ。「したくても出来る状況ではなかった」が正解だ。