米誌「ピープル」のローレンス・イー記者は自身のXで、競技者としての引退を決めた宇野に対するチェンのコメントを伝えた。

 1997年生まれの宇野と、1999年生まれのチェンは長らく、国際大会で羽生結弦らを含めてトップを争う関係だった。チェンは「彼(宇野)の達成したこと全てを誇りに思います。彼にとって何が最善なのか彼自身は知っている。競技内外に関わらず、どこへ向かうのかとてもワクワクします」と労いつつ、今後の活動にも期待していた。

 さらに「彼と競技できたことは光栄です。彼の存在のおかげで、僕自身だけだったら無理だったほど追い込むことができたんです。(羽生も含め)この信じられないようなアスリートたちのいる世代にいられてとても幸運です」ともコメント。切磋琢磨する間柄であったことに感謝を口にしている。