大八木さんは単独走行を強いられる復路には、スタミナに不安のない選手を配置する傾向にある。
距離の長い9区は特に重視しており、紫紺対決時代は順天堂対策として復路重視戦術がスタート。
連覇時代は他大学と比較して、選手層が圧倒的に上であったため、確実に優勝するための復路重視を敢行。
一方で柏原がいるときは往路で勝てるわけがないと諦め、復路を重視して一発逆転優勝を狙った。
同じ9区重視にも様々な思惑があり、一概に同じ配置をしているわけではない。
ただ言えることは大八木さんは弱者の兵法が下手であることは確か。