やくみつるは野球賭博に関与している。また、暴力団にも関与している。
これは紛れもない事実である。
我々もまた多かれ少なかれ、知ってか知らずか、同様に関与している。問題は関与の
度合いである。
 知人の知人くらいになれば、必ず暴力団の一人や二人はいる。私の同級生にも
家業が暴力団のものがいる。嘗ては仲良く遊んだ。いまでももし会えば、懐かしく嘗ての
学生時代の話をするだろう。
 関与の度合いを度外視して、奇麗事だけで批難するのであれば、関与していないこと
の完全なる証明が必要である。それは絶対にあり得ないはずだ。多かれ少なかれ関与は
あるのだ。そのとき、どう対応しているか? いま相撲協会を批難するがごとく、潔癖に
対応しているのか? できるのか? それを自分に問うてほしい。