国内外では飛沫を浴びないように、周囲と1.5〜2メートルの「ソーシャル・ディスタンス」を取る動きがあります。
ただしこれは静止時で、オランダとベルギーの工学者による合同チームは、物体が高速で移動する際に気圧の変化から後方に生じる気流に着目。
「ランニング時に飛沫を回避するには10メートルの距離が必要」と推計しました。
 コンピューターや模型を使った実験では、静止している場合に片方の口から出た粒子はすぐに地面に落ち、1.5メートル離れた相手にはかかりませんでした。
 しかし時速14.4キロで縦列に走ると、前方ランナーから放出された粒子は気流に巻き込まれ、ほぼそのまま1.5メートル後方のランナーにかかりました。
この速度では4.5メートル後方にいても、前方ランナーの気流の中にいることが分かりました。
こうした結果から「10メートルの間隔を空けて走って」と結論づけました。
時速4キロのウオーキングでも「5メートルの間隔」を求めています。
その上で、「横や斜めの位置関係で走れば、他人の気流から逃れ、飛沫を浴びにくい。マスクを着ければ、周囲に飛沫を飛ばさないで済む。
気流や風向きに注意しながら安全に運動を楽しんで」と呼び掛けています。


少なくとも今年1年は無理だってわかっただろ。
最後のランで10メートル間隔で走るとか無理だわ。