俺は監督コーチより宮川選手の会見の方が気持ち悪かった。
余りに完璧すぎたから。人間らしさが無い。
そりゃあ、物凄い覚悟で臨んだんだろうけど、もしその覚悟が
「自分だけは絶対に『社会的に』生き残る」
だったとしたらどうだろう?(事実そうなっている)

録画してた人は見返してほしいのだが
宮川選手は「『プレーに関係無い選手に後ろからタックルしろ』と指示された」とは一言も言ってないのだ。わざわざダメ押しに「自分にはそうとしか理解できなかった」って言ってるくらいだ。
嘘をつかずに聴く側のミスリードを誘ってないか?
それでなくとも質問者は「命令された」という見立てに沿う証言を最初から露骨に求めていた。
「潰せ」とか「ケガしても」とかが「それくらい強く当たれ」の過激な表現だとしたら、2者の証言は矛盾しなくない?

退場後叱らなかったのは「余りに異常なことが起きてどう言葉をかけていいかわからなかった」と思えば理解できる、「なぜ叱らなかった?」というのはその場にいなかった当事者でないから言えるのでは?

宮川選手の証言(!)では、監督は試合後「自分に指示されたと言え」と言ったとか、それを信じるなら、責任転嫁してるのはどちらだろう?(まあ、貫いてほしかったけどね)


監督・コーチの会見は大人としてお世辞にも褒められる物では無かったけれども
もしも
自分が全く意識していなかったことであれよあれよという間に日本一の極悪人にされたら、あんな会見になってしまうのではないだろうか?そのほうが人間らしくないか?
反論したい、事実をありのまま話したい、でもそうしたら「反省してない」「責任転嫁」と更に立場を悪くしてしまうことも決まってて、もうこの流れは変わらない、でも早く会見しないとそれはそれでさらに悪人にされてしまう
そんな状況で、あんな会見になってしまうのは、そりゃそうだったのかも。


俺は、「監督・コーチの罪は、宮川選手(達)を普段から追い詰め過ぎたこと」だと思うが、タックル自体は宮川選手の「早合点」だったのではないかと思っている。
まあ、こんな意見もメディアスクラムと「世論」に潰されるだろうけどさ。