部活指導の教諭が生徒に暴言 仙台の中学、体調崩し一時休む 2016/12/10 12:28
仙台市青葉区の市立中学の50代男性教諭が10月、部活動で指導する２年の男子生徒に、
宮城県の強化選手に選ばれたのに報告がなかったとして「つぶしてやる」との暴言を他の部員の前で吐いていたことが10日までに、
市教育委員会への取材で分かった。生徒は一時体調を崩し学校を休んだが、その後は登校を再開しているという。
学校側は不適切な指導だと認め、保護者に謝罪した。
保護者は学校側に、過去にも繰り返し暴言を吐かれたり、部活動のミーティングから外されたりしたと訴えている。
校長によると、生徒は「中途半端で駄目なやつだ」との発言もあったと話しており、市教委は教諭から経緯を聴き取るなどして事実関係を調べる。
教諭は部活動の顧問を外れ「不適切な発言で申し訳ない」と話している。
校長は取材に「教諭の言動で傷つけてしまったことは事実で、指導の在り方を改善する」と話した。〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG10H1U_Q6A211C1000000/
