そして、その次の立山にC.W.D.を施工したMAGIC38を持って行ったわけだが、
立山もなかなか良く滑るザラメでしたので、ワックスの性能差は出ない・・・
・・・かと思いきや。

お陰さまで立山では二日ともウソのような晴天に恵まれ
正午を過ぎる頃には日射の影響を受けやすい箇所では
水分を多く含んだしっとり保湿スノーになっていた。
そして中でも噴出する硫黄で雪面が黄色くなっているような箇所で
他のメンツのボードとの滑りに差が出た。

特に止まりそうな緩斜面で止まらないことはもちろん
スピードが落ちることなく滑り切れた。
やはり、表面が汚れている雪の上で効果が発揮される種類のワックスのようだ。
ただ、私が試した春用ワックスで、こういった優越感を感じるような
性能差を体感できたのはこれが初めてなので、
たとえその効果が現れるのが限定的な場面であっても充分納得ではある。
『Kashiwax C.W.D.』オススメできます。