>>594
俺の感覚とは、逆なんだよな〜

そもそもフォールラインを超えた付近では、
特に外スキーにはかなり圧が掛かってるし、
内スキーにも圧が掛かってる。

そこからさらに圧を加える意識はなくて、
外脚側に重心位置を移動しながら、
外脚を少しずつ縮めて、外スキーにかかる圧を徐々に逃がしていけば、
自然と重心は落下していき、角付けも緩んでいく。

物理的には、重心が落下している分、両スキーにかかる荷重の和は
落下が始まる直前に比べれば減少することになる。
この減少分が外スキーの圧の減少分に相当することになるわけだ。
だから、自ら内スキーに圧を加えたりはしなくても、
自然に角付けが緩むことになる。

谷回り部分も原理は似ていて、前のターンの山回り部分からの繋がりで、
内脚側に重心位置は移動させているのだけど、
内足に重みを掛けるのではなく、
内脚を畳むことで、内スキーに圧がなるべくかからないようにする。
この際に、外脚を伸ばすことで、
外スキーにしっかり圧が掛かった状態を保つ。
なので、荷重意識としては、谷回り部分でも、外スキー>>内スキーになる。

と言っても、外スキーの圧を利用して倒れこむわけではなく、
傾きが生じるのは、あくまで落下した結果なわけだけど。