山ノ内町の志賀高原で廃業したまま放置されているホテルについて、新たな観光施設を誘致しようと解体が始まりました。
山ノ内町志賀高原の廃業したホテルの前では、解体工事の安全祈願祭が開かれ、およそ3500人が出席しました。
志賀高原には、廃業したまま放置されているホテルが68施設あり、景観の面などで問題になっていました。
撤去は、志賀高原の土地を所有する和合会が国からの補助金などを使って行い、豪華な設備でキャンプする「グランピング」やドッグランなど観光施設の誘致を目指します。
和合会の竹節喜栄理事長は、「志賀高原は冬がメインで売れているがオールシーズン稼げる観光地になってほしい」と話していました。
本格的な解体着手は2024年より廃業したホテルを年間1棟ずつ解体する予定です。