>>624
日本では代理出産が法整備されていないのでいろいろ難しい問題がある。
しかも、代理母というのは夫婦が精子+卵子を提供して子宮を借りるケースが
典型的だが、本件では代理母が卵子も提供するので余計にややこしい問題が生じる。

本件で子供が生まれた場合、法律上の父親はあなたで、母親は卵子と子宮を提供し
分娩した女性となる。
したがって、仮にその女性が翻意して子供を引き渡したくないといった場合、
引渡しを強制することはできないし、最悪、あなたは養育費の支払義務を負う。
その女性も子供を欲しているから、そういう事態が起こり得ないとはいえないだろう。

また、かりに出生児に生来的な障害があった場合どうするかという問題も生じる。
仮にあなた方夫婦が引き取りを拒否した場合も、あなたは養育費の支払義務を負う
ことになる。