中傷者情報 母親に開示 旭川中2死亡 特定には至らず
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 【旭川】旭川市内で3月に中学2年の広瀬爽彩(さあや)さん=当時(14)=が遺体で見つかり、いじめを受けていた疑いがある問題で、ツイッターで誹謗(ひぼう)中傷されたとして母親から投稿者の情報開示などを求めて提訴されたインターネット接続事業者(プロバイダー)のワークアップ(東京)が、母親側に情報開示していたことが13日、分かった。母親の代理人弁護士が取材に明らかにした。

 開示は11日付。代理人弁護士によると、開示されたのは、ツイッターに投稿するために使われたネット回線を契約する法人名やその電話番号など。投稿者は特定できなかった。開示されたため、母親側は訴えを取り下げる意向という。訴訟は18日に判決が言い渡される予定だった。