>>841
痛み入ります。
刑裁教官に国選は修習生給料の対価でボランティア活動としてやれ。
民裁教官からは若いときは義憤を感じて貧しい依頼人から受けてみろ。
という贈る言葉でこの世界に飛び込みました。
東北の片田舎から風呂敷包み両手にうろうろされた老夫婦でした。
ボスから回され,事務所基準ではペイしないので,義憤にかられて個人受注しました。
民裁教官の贈る言葉通りになってしまいました。
当方のスキルが低くドタバタ回り道しましたが,何とか予算の範囲内でご希望の結果にたどり着きました。
毎年いただく漬物は,希少品種で片手の手のひらに収まるサイズですが,あのばあちゃんの丹精込めた手作りと思うとホロリとしながらいただいてます。
あのころに比べたら,多額経費高額報酬事件をアップアップするほど抱え,義憤に駆られても事務所事件としてイソベンに回してしまいます。
でも,企業クライアントからサビルローのスリーピーやブルックスのブレザーよりも,ばあちゃんの漬物の方がうれしいですよ。
あのころは若かったと思う歳になってしまい髪の毛の心配をしています。