秋葉行政書士事務所『秋葉の業務日誌』
交通事故被害者が接骨院・整骨院からとばっちり
2016年1月19日
通院日の水増しなど、「知らなかった」では済まされず、患者もグル=共犯とされる可能性はあります。
保険金詐欺は重罪です。

これが理由?
2017年3月23日
弊所 「今までの治療経過を伺ってもよろしいでしょうか?」
相談者「はい。受傷から5ヶ月間は自由診療で整形外科と整骨院を併用して治療を行ってきました。
    整形外科に週1回程度、整骨院には週2回〜3回程度です。その後は健康保険に切り替えて、
    立替払いで整形外科のみ通院しています。」
弊所 「なぜ急に健康保険で立て替え払いになったのですか?」
相談者「保険会社さんから連絡がありまして…。どうやら整骨院からの請求が異常に高額だったようです。
    確認したところ、通院回数も水増し請求しているようでした。」


交通事故110番『本日の記事』
■【2016/01/15】辛口 接骨院・整骨院、チェッコツイン?
過去2年、診療報酬不正請求で挙げられた接骨院・整骨院は、近畿厚生局がHPで公表しています。
2016、1/8、日本経済新聞の朝刊ですが、京都府城陽市の楽々屋整骨院、田中康弘が自動車保険金詐欺未遂で、
患者の40代男性も共犯で、京都府警により逮捕されています。
バイクの事故でムチウチとなった40代男性に、通院日数の水増しを提案、10日の実通院日数を60日に水増しし、
30万円をだまし取ろうとした疑いです。 使い古された古典的な手口ですが、「あんたの慰謝料も増えるし、
俺も施術料で儲かるよって、ちょっと、通院実日数を水増しさしてくれんかな?」 こんなやりとりで、
自動車保険金詐欺を目論んだのです。