お前の欠点は、足が短く背が低いことだけなんだからね!」と。

そのまま二人は、うしろをむいて走り去ってしまった。
チビホーモは少しうれしくなったあと、絶望した。
背なんてどうすればいいんだ。
お前はいまでも背が低い。同年代で背の順に並ばされたら、やっぱり一番前だろう。
前にならわれる側だろう。