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空気注入死、別の入所者不審死にも関与か 茨城県警、殺人視野に捜査
毎日新聞 2021/12/27 19:44

 茨城県古河市の介護老人保健施設で入所者の男性が殺害された事件をめぐり、殺人容疑で逮捕された同施設の元介護職員、赤間恵美容疑者(36)=同市大和田=が別の入所者の死亡にもかかわっていた疑いがあることが捜査関係者への取材で判明した。県警古河署捜査本部は殺人容疑を視野に捜査を進めている。

 捜査関係者によると、同施設では、赤間容疑者が勤務していた2020年4〜7月に、複数の入所者の不審死が確認されている。

 赤間容疑者は同市仁連の同施設「けやきの舎(いえ)」で20年7月6日、入所中の吉田節次さん(当時76歳)の脚の静脈につながった点滴用チューブに、注射器の筒(シリンジ)を使って空気を注入したとして殺人容疑で逮捕された。その後の調べで、他の入居者の死亡にも赤間容疑者が関与した疑いが浮上し、捜査本部は裏付け捜査を急いでいる。

 赤間容疑者は吉田さんが死亡した当日、同僚に不審な動きを問いただされ、その日のうちに同施設を退職していた。捜査本部は吉田さんの殺害容疑について、赤間容疑者の認否や供述内容を明らかにしていない。

https://mainichi.jp/articles/20211227/k00/00m/040/316000c