犯行前「ばれない殺人」検索　強盗殺人47歳の無職女　改めて無罪主張
2022年6月27日(月) 14:04

借金の返済を免れようと宮城県大崎市の知人男性の家に放火し、殺害した罪などに問われている女の裁判員裁判は27日から、強盗殺人についての審理が始まりました。被告側は改めて無罪を主張しました。

強盗殺人と放火などの罪に問われているのは住所不定、無職の岩崎恭子被告（47）です。起訴状によりますと岩崎被告は2020年1月、大崎市内に住む知人男性（当時72歳）を睡眠薬で眠らせたうえ、住宅に火をつけて殺害し、およそ1000万円の借金返済を免れた罪に問われています。

これまでの公判では詐欺の事件について審理を行ってきましたが、27日から、強盗殺人についての審理が始まり、岩崎被告側は改めて無罪を主張しました。
検察側は冒頭陳述で、借金の返済期限が迫り、返すあてもなかったので犯行を決意したと指摘。岩崎被告が犯行前にインターネットで「ばれない殺人」などと検索していたことも明らかにしました。審理は7月まで続き、8月10日に判決が言い渡されます。

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