現場の技術の飲み込みが早い高専卒の一部は、確かに一見若いときは重宝がられる。
でも、35歳あたりからは人がらや、多くの人とのネットワークが大きなウェイトを占める。
このときなんだよね、高専卒の視野の狭さ、偏屈さ、融通の利かない現場石頭が思いっきり敬遠されるようになる。
いろいろの価値観や、文系思考や、世の中の仕組みを良く知ってる院了や学卒から置いてかれてしまう。

世界中の大学教育が、なぜ4年間なのか考えるといいよ。
国を担う教養ある人間に成長するまでには、少なくとも4年間は必要なのさ。
狭い世界の高専で、現場要員教育を20歳まで受けちゃうと、たとえ大学に編入しても
大勢の中で切磋琢磨する時間がなさすぎ。

自分が所属してる一部上場企業では
いくら院了でも高専出身とそうでない奴はコミュニティが違う
誰も意地悪されてるわけじゃないけど違う
査定の基準
出世のスピード
社内結婚での相手の学歴
全部大卒より明らかに劣ってる
でも、納得せざるを得ない
やっぱり普通高と大学教養1年からキャンパスライフを送ってきた奴とは全く違ってるようだ。