旧作のさくらって良い意味でCLAMPらしくないはっちゃけた作風が受けた。
クリアカード編はどうだろう。 全体的に雰囲気が湿っぽくなり、さくらの世界に合わない露骨に不安定な要素や分かったところでしょーもなさそうな謎、
小狼がウジウジしまくり、友人と機械の様に褒め合うだけ。
22話という今の時代で比較的多い話数のなかでやったことは其れだけ。 風呂敷を畳もうとせず投げっぱなし。
大川さん、こういうアニメはもうエヴァで間に合ってるんです。
我々はもう既に第2第3のエヴァを見ているわけです。 「ちょうどええわ。適当に謎ぶっ込んで暗くしたろ」
という安直なパクリのような作風はもう見飽きたんです。
人は良さそうなものをそのまま模倣すると安直な物ができるのです。
これは仕方ないことですから、
クリエイターは独自要素を入れるわけですが、
クリアカード編はどっかでみたような歯車の空間、謎を持っている強力な変人執事、強敵と関連のある転校生、謎を一人で溜め込んで勝手に葛藤してるヒーロー、
これそのまんま他のマンガから寄せ集めてるだけじゃないですか。
魔法協会とか、さくらの魔力のシステムとか、
おもしろそうな設定あるのになんでアニメで掘り下げずもったいぶるのか私には到底理解できません。
友達の危機の傍ら抱き合ってるだけ、友情を深める手段が褒め合い、思い出話し、
謎は一切回収せずのようないーかげんなシャクの使い方のアニメが受けるとお思いですか?