裁判員裁判:裁判員候補、30人追加 辞退相次ぎ?県内6件目で初−−地裁 /青森
5月18日10時17分配信 毎日新聞

 青森地裁は17日、来月15〜17日にある裁判員裁判について、裁判員候補者30人を追加選定した。
追加選定は辞退の申し出が相次いだためとみられ、地裁は「当日の選任手続きに支障が生じないようにするため」としている。
同地裁での裁判員裁判は同裁判が6件目だが、裁判員候補者の追加選定は初めて。
 対象となる裁判員裁判は、昨年10月に知人女性に性的暴行を加えようとして未遂に終わり、けがをさせたとして
強姦(ごうかん)未遂と強制わいせつ致傷罪で起訴された八戸市河原木、無職、松田道則被告(49)の裁判。
 地裁は24日ごろまでに、辞退事由該当者などを除いた候補者に呼び出し状を発送する。
裁判員選任手続きは来月14日午後1時半から、青森地裁であり、裁判員6人と補充裁判員2人が選ばれる。
 地裁は先月13日に100人を選定し、同23日に辞退事由が認められた36人を除く64人に呼び出し状を発送していた。