検察審査会見直し議連、民主議員有志が設立
4月28日19時56分配信 読売新聞

 民主党議員らが28日、「司法のあり方を検証・提言する議員連盟」(滝実会長)を設立し、
国会内で初会合を開いた。

 小沢民主党幹事長が検察審査会から「起訴相当」の議決を受けたことを念頭に、審査会のあり方の
見直しを求めていくことで一致した。

 会合には20人が出席。滝会長は、「司法制度改革は権力が独走する仕組みを変えるものだったのに、
そうではない実態が出ている」とあいさつした。

 鈴木宗男新党大地代表も「検察審査会を可視化しなければならない」と訴えた。

会合後、辻恵事務局長は記者団に、「国民感情で司法制度が揺さぶられている。
裁判員制度も検察審査会もおかしい」と強調した。