>>147
こんな官許のアンケートよりも、裁判員裁判の現実が能弁に語っています。
これまでの13回の裁判員裁判で、それぞれ候補者100人を選出。
そのうち平均して60人が辞退を申し出ているそのためそれぞれ約40人に
呼出し状を送付。このうち平均して10人がさらに辞退希望ないし受け取り拒否。
そのため実際に呼び出されたのは約30人。しかし平均5人が無断で不出頭。
現実の出頭者はほぼ25人。さらに当日、裁判官の面談で5人以上が辞退を申し出。

もっとおもしろいのは熊本地裁の事件。51人に呼出し状を送ったが40人以上が辞退を希望。
裁判員制度が成り立たず、直前になってさらに40人を追加選定。さてこのうち
何人の出頭を得られるか、見ものですな。
いずれにしても裁判員制度に対する国民の拒否感はますます強まっているのは確かです。
世代を問わず、制度の破綻は時間の問題でしょう。