いよいよ東京地裁で始まりましたね。
当方も傍聴券交付の列に並びましたが外れました。

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ブログネタにする予定だったんだけどブログ作る暇がないから
2ちゃんに書き込むことにしたの。確かに2ちゃんでクソマジメな
ことを書くのは気が引けるけど、表現の自由なんだし2ちゃんって
基本的になんでもありじゃん。こっちは参考になればと思って
書いたまでなんだけどね。

3 起訴状に目を通しましょう

裁判員の皆さんには公判に先立って起訴状が配られます。
起訴状には被告人がどのような罪名で起訴されているのか記載されています。
起訴状には被告人の氏名や本籍、公訴事実が記載されています。公判が始まったら
検察官が起訴状を朗読しますので裁判員は記載事項に間違いがないかチェックします。
チェックする際に、時折被告人の表情を見ながらチェックするといいでしょう。
筆記具についてですが、裁判所でメモ用紙や鉛筆を用意してくれますが、ここは
あえて裁判員の皆さんが普段使い慣れた筆記具を持参されることをお奨めします。
なぜなら使い慣れた筆記具の方がメモ等が取りやすいからです。当方は模擬裁判で
普段使っているパーカーのシャープペンシルや万年筆等を法廷に持ち込みました。
それともう一つ、蛍光マーカーも是非持参した方がいいです。起訴状朗読の後、
被告人の罪状認否が行われますが、そこで蛍光マーカーを使います。例えば被告人が
「被害者を殺害したことは認めますが、「殺意をもって」の部分は否認します」とか
「殺害はしましたけど、被害者が殴りかかってきたので、身の危険を感じたので
やむを得ず刺したのであって正当防衛です」等と主張することもあります。そう
いう場合は否認した部分を蛍光マーカーを使ってマークします。蛍光マーカーで
マークすることによって何を認め何を否認しているのか一目瞭然になりますので
起訴状が見やすくなります。時間に余裕があればマークした箇所の余白にシャープ
ペンシル等で「正当防衛」とか簡単に記載しておくとなぜ否認したのか後で確認
しやすくなると思います。

4 以上が冒頭手続の流れです。次回は証拠手続の流れについてお話していきます。